Visual Studio 2012のC++プロジェクトをWindows XPに対応させる
Visual Studio 2012リリース当初は、コンパイルして生成されるバイナリがXPに対応していませんでしたが、
11月にリリースされたアップデートを適用することで対応させることができます。
Microsoftのソフトウェアアップデートからは現状適用することができないので、サイトから直接ダウンロードしてアップデートする形になります。
ダウンロードリンクは以下。
Visual Studio 2012 Update1 (vsupdate_KB2707250)
ダウンロードしたvsupdate_KB2707250.exeを実行するとVisual Studio 2012をアップデートすることができます。
アップデート前に再起動を要求される場合があるので、他に起動しているソフトがあれば保存して終了しておきましょう。
アップデートが完了しても生成されるバイナリがそのままXPに対応するわけではなく、手動でいくつか設定を行う必要があります。
VisualStudioのソリューションを開いて、プロジェクトのプロパティを開きます。
構成を「すべての構成」に変更し、
- 構成プロパティ>全般のプラットフォーム ツールセット
をv110からv110_xpに変更します。
以上でXP対応のバイナリを生成することができるようになりました。